最近また読書を始めた。
題名「君の名はダニエル」
仕事や勉強のため以外での読書はしていなかった。趣味で読んだのはハリーポッターシリーズが最後だったように思う。本を探していたところ、yahooコメかブログかで紹介されていた。
ダニエル・ラドクリフと最終選考まで残り、落ちてしまったハリーポッターになれなかった男の子の話だ。
彼の自己喪失感、痛み、嫉妬、心の傷。痛いほどよくわかる。
ラフもそこそこまでは上手くいく。けど、あと少しという所でいつも挫けてしまう。幸せを実感した途端、地獄まで突き落とされるという経験が何度もある。
もともと知能が低いせい(計測していない)なのか、相手の言葉を鵜呑みにしてしまう、思っていることを相手に伝えるのが苦手(言語化能力が低い)なのに加え、極度の緊張症だ。
結果コミュニケーションが上手く取れない。
上手くいっている時は周りの事が見えなくなり、陰で批判を買っているという事に気づかない。もちろん、上手くいっていない時の嘲笑にも気づかない。
良いのか悪いのか…トホホ
また、文中の中で「誰にも望まれず、真価を認められず、選ばれなかったことで死んでしまう人間もいる」という言葉が心を突き刺した。
これはラフが幼少の頃から感じていた言葉だ。やりたい事は否定され、努力していることは出来ないと決めつけられ、常に姉と比較され生きてきた。いつしか話をしても無駄だろうと何も言わなくなってしまった。
「虐待された子はぞんざいな扱いに居心地の良さを感じているのかもしれない。幼い頃からそういう扱いしかされてこなかったから」
他人から好意全開で来られると居心地の悪さを感じるのはそのせいかもしれない。
結果なめられ都合よく扱われる人になってしまったのかもしれない。
46歳。遅ればせながら人間関係の断捨離から始めた。
まず、テイカー(奪う人)を2人切った。これは当然のようにお金を借りに来て、自分は平然と贅沢をしている人だ。
多少心は痛んだがdream killer(夢の殺し屋)の高齢母とも連絡を絶った。
上記3人との連絡を絶ち3か月以上経過するが、無駄なモヤモヤもなく、怒りや絶望、謎の焦燥感や悲しみがなくなり、今のところ穏やかに生活できている。
これからの人生はもっともっと良くなる。自分なりの幸せをどんどん探しに行くことにする。