さて、1度目の離婚後4ヶ月でイケメン貧乏社長と出会った。彼の偉ぶらない態度と大胆な性格に魅力を感じた。そしてそれまで食べること自体に罪悪感を抱えていた私だが、彼との食事はとても楽しく嘔吐することもなくなり次第に食への罪悪感はなくなっていった。
彼に足りないものは「お金」と「生殖機能」だけ…。
だから私は頑張りましたよ。2人めの子供は諦めた。
PCを購入し、触ったこともないword・excelの資格を取得しプログラミングを習い、彼の会社のHPを立ち上げ、トンネルだろうが橋の点検助手だろうがなんでも仕事をとり従事した。
その甲斐があってか交際して5年後、彼の会社の売り上げは10倍になった。
やった!!やっと報われる!!これだけやったんだから彼も私を楽にしてくれるはず!!
なんて事はなく…。売上が上がるのと比例して、かれの態度は冷たくなっていく…。
その時私38歳…。同じ仕事をして半同棲のように暮らし、1人めの子供も高校生…。
私はここで捨てられるのか…
いやいやダメでしょ!
だから彼に結婚するのか、ここまで会社を大きくした私に慰謝料を払って別れるのか決断してもらった(この時点でもう失敗)
結果は
「結婚する」
人生で2番目に嬉しかった
それからは新規事業も継承し、また仕事に没頭した。お金さえあれば幸せになれると思ったから(不幸のスパイラル)
不幸は突然きた。いや、気づかなかった。
その頃波に乗っていた元夫は、1か月たびに経営者商談会に泊まりで出かけるようになった。商談会なので、まさかそこで男を漁っている女がいるとは思っていなかった。ちょっと考えれば解る事なのにね…。そういう会に参加していれば、地位ある男と知り合える。不倫相手は個人事業主としてその会に出席していた。後から解ったことだが、その女はその会で男を食い漁っていたらしい。
はい。ちょうど息子の大学受験と仕事に追われていた私は、元夫を構いもせずに打ち込んでいたものだから、結婚1年半で寝取られてしまいました(ホントばか笑)
不倫女と元夫の会話から、私の会社も預金も車も取り上げることが判明(笑)
泣きましたね~。毎日顔が腫れるまで泣きました。2か月で体重8キロマイナス…。
でも私には子供がいる。辛いとか悲しいとか言ってられない。とりあえずスッタモンダの末、慰謝料と会社をもらう事に了承してもらい離婚。
その時私43歳…。人生おわた…。ジェットコースターのように落ちましたね…。
離婚して2年。今思う事
元夫は脳内お花畑状態だったので、妻の人格否定から入り、不倫相手と共謀して私の精神を破壊したが離婚したのは軽率でした。なぜなら不倫相手と元夫が楽しそうだから(笑)
その時離婚しないで会社ももらわないで、婚姻費用だけ請求して「のほほん」と生きていたら、犠牲にした子供との時間を取り戻すことができたのかな?
弁護士も1人に絞らないで、いろいろ調べればよかったと思います。今思えばお願いした弁護士も、離婚一直線で色々な可能性を教授してくれなかったと感じています。
そして、その2か月後…コロナ到来!!
会社の売り上げは落ち、人生最大ピンチ継続中です(笑)