ラフの雑談

人生の振返り、好きな事、興味のある事などの雑談blogです

イジメ

「イジメの定義」
「児童生徒に対して、当該児童生徒が在籍する学校に在籍している等当該児童生徒と一定の人的関係のある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものも含む。)であって、当該行為の対象となった児童生徒が心身の苦痛を感じているもの。」

らしいです。

ラフの経験したイジメは主に80%が身体的暴力でした。まぁ、あそこまでイジメられるとクラスメート等も寄り付かなくなるので、身体的なんだか心理的なんだかのさかいもなくなりますが…。

 

小学校入学式初日

初日からイジメの標的となった子を庇い、自らがターゲットとなる。
元標的を庇って「やめなよ~」といった瞬間、黒板に頭を叩きつけられ真っ白になった。担任教師が騒ぎに気付き静止したまでは良かったが、騒ぎを起こした者全員が共犯だと言われ、黒板の前に立たされ謝罪させられた。

辛かったですね~。約40年前の記憶ですが今でもハッキリと憶えてます。殴られた側(しかも他人を庇って)なのにお辞儀謝罪を担任に強制され、悔しくて体も心も痛くてその日はずっと泣いていました。

イジメ初日帰宅後

母に状況説明するも「学校の先生がそんな判断するわけがない」と一蹴…。40年前と言えば、まだ「学校の先生」という権力は強大で、生徒を殴ろうが暴言を吐こうが許されていた時代…。不登校なんて考えられない時代…。齢6歳にして地獄の日々スタートです。

辛い6年間
毎日暴力を振るわれクラスメートは見て見ぬふり…庇ってあげた子まで我関せず…担任は黙認…親にも信じてもらえず、毎日死ぬことだけを考えて生きていました。今でも不思議なのですが、そこまでイジメられていると自分でも「いじめられて当然」という負の自己肯定感ができるし、違うコミュニティーでもいじめられるようになる。当時通っていた学童保育で仲間外れにされ、姉にも暴力を振るわれ、同居していた祖母にまで「お前なんか生まれなければよかったのに」と言われ、母は気づかないふり…。イジメを容認してしまうと家族にまで「こいつは何をしてもいい」と思われてしまうんでしょうかね…。

私は今の子が羨ましい。

やっとイジメとしての定義が出来上がって、SNSや国が設置したイジメ相談室なるものがあり、イジメというものがどれだけ人に危害をおよぼすのか認知されつつあり、被害者も辛さを訴えることができる。最近では某事務所の虐待が暴かれ、時効だろうに賠償を受けられることとなった被害者の方たちに拍手喝采を送りたい。お金を貰っても傷は癒されないだろうが、無いよりはマシ…。辛かったね…。やっと報われたね…(´;ω;`)という感じだ。ぜひ乗り越えてほしい。

損害賠償請求権の時効には無理があると思います。本当に追い詰められた人間が、3年で戦うだけの力を取り戻すことができるのか…。請求権の時効は加害者側に有利な法律だなと思う。イジメ、親友と旦那の不倫、詐欺、職場のイジメetcにあってきたラフは、3年で戦う気力を取り戻すことはできなかった。

今現在イジメられている人へ

逃げましょう。この一言に尽きます。イジメ(虐待しかり)というのは、ほんの小さなキッカケで始まり、本人が気づいた時には手も足も出ない所まで追い詰められています。いつか変わってくれるかも…。誰かが助けてくれるかも…。そんな期待をするだけ無駄です。努力して現状を打破するか逃げるかのどちらかしかありません。逃げた上で戦えばいいのです。私は卑怯だとは思わない。イジメられるのはあなたが悪いわけじゃない。相手の事も考えられない獣に期待する方が無駄だと思う。私のように毎日死ぬ事を考えイジメが周りに伝染する前に逃げていい。。死にたいくらい苦しい環境なら、思い切って放棄しよう。逃げなければ将来何十年も苦しむことになる。

現在イジメをしている人へ

あなたのその行動が、他人の一生を台無しにする。イジメた方は食べ物を消化する如くにすぐ忘れてしまうが、された方はまるでモヤの中を歩いているように不確かな感情と一生向き合わなければならない。自分の欲を満たすために、あるいは自分を肯定するために人を傷つけるのはやめましょう。いずれ2倍にも3倍にもなってあなたに返っていくことを願っています。

全ての人達が平等に笑って暮らせる世の中になってほしいなと思います。